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日頃、海での出来事などを書きたいと思います。
(何かあった出来事等、不定期的な日記ですのでご了承ください)
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2006/9/30(土)
| 1週間ぶりに出漁した。 ボンデンが無いのを探しその道具をやることにし 沖合いから順に確認し南ボンデンが無い道具を見つけ 北から逆さ上げをした。1週間前はかなり潮が速かったが 今日はその時よりだいぶゆれていてそんなに負荷が無かった。 久しぶりもありかごの中にはほとんど何も入っていなかった。 網目にアデランスや海底生物がねっからまっていて 取るのに苦労した。上げても空で漁無し。 餌を付け次上げる為の漁をした。 今日は曇りそして雨が降った。時折、激しく雨が降り 三陸沖の360度見渡すと降っている場所や晴れている場所と いうのが分かり、オカの方は降っていて沖のほうは晴れて日光が 多少あったりと見渡せば次こっちに雨雲がくるというのが 察しが着いた。 ![]() 拡大写真 ![]() 拡大写真 数十キロ先の天候などが分かり、今いる自船の場所に あと何十分で雨が来ることなどが気象を自然に判断できてくる。 時間過ぎまで操業したが漁がいまいちだった。 ![]() ケダを巻き上げての繰り返し。 船は手元のリモコンで船を真上から全体を見る感じで 頭の中でイメージして船を操作する。 大きい船なのでそれなりにイメージし考えないといけない。 漁をするときは、ブリッジでの舵操作はしない。 すべてリモコンで操作して漁をする。 1週間ぶりなのでかご中にはタコや魚も出て行って入っておらず 漁があまりなく帰港。 |
2006/9/27(水)
| 24日から本日まで休漁。 低気圧の影響で海は時化ている。 沿岸沿いの陸からすぐ見える海は平和そのものだが 沖合いは世界が違う。今日も発達した低気圧で出漁できずと 今晩、低気圧が三陸沖を通過するので明日も休漁となりそうだ。 天気図を見て深夜過ぎ起きて見てどうするか決めよう。 |
2006/9/23(土)
| 潮が速くなった。 ボンデンそして浮き発泡が潮の速さで沈没しそうになっていた。 凪は良いが、海は違っていた。 穏やかだったが、海面から海底まで川の流れより速く 船が走らない。ボンデンの横に着いて潮の流れをチェックしてみた。 ボンデンから発泡そしてケダから海底のアンカーで かご道具は固定されている。 船をニュートラにしたら、ボンデン発泡が波をかき分け勢い良く 走っていった。いや走っていったのではなく、 船が流れていった。ボンデン・発泡が生きている様な錯覚だった。 船をゴーへーしてまたボンデンに着けて最低回転の700にしてみると ずっとボンデンと同じに海で止まっていた。 走っても走らなかった。潮が速過ぎだ。 船に負荷がかかりいつもより油も食う。 自船を除き全船帰港した。道具を上げることができない状態だったのだ。 話にならない海状況だった。見た目は平和なのだが 海は違った。道具に取り付き上げるにも相当だった。 物凄くゆっくり巻き上げてもケダに物凄い負荷がかかり なにもかにもだった。タコが入ってきたが、潮が速過ぎて 海面から上げることができず流れて引っ張られてと二人でようやく上げた。 ミズダコは全然だったが、イシダコが多く獲れ今日は大漁だった。 潮が速くて毛ツブを真下に落とすと、真横に勢いよく 流れていった。普通は、下に沈んでいくのに。 微速では船が走らずその場に止まった感じでいつもより 回転を上げて漁をした。 結局4本ぶりしか上げることができず帰港。 タコの漁はあったが、潮が速くてそれどころではなかった。 日本列島に向けて帰港。沿岸沿いに近い海域は潮の流れの 影響もそれ程無くと沖合いとは別世界だった。 例年この時期になると、一番潮が速くなる。話にならないくらい そして非常に怖い。 台風が日本列島をずれて北上していく。太平洋沿岸に向かって 波の影響があると思う。 日・月は休漁。 |
2006/9/20(水)
| 台風が日本海側を通過し三陸にはあまり影響はなかった。 台風が通過すると、北風が吹くそして波が強くなる。 ![]() オカ仕事をした後、午後に船を係留していた場所に来て モエを外してワッカにしていろいろ作業をし、次の台風に備え モエを船首に装備した。 25日頃また台風が来るかと思う。22日・23日漁に行って また台風避難となり作業をし浜休みな感じがする。 船を離し閉伊川を下り湾内に出た後、北上しそして 港内に戻ってきた。 ![]() 港内を走行していつもの係留場所に向かうと造船所に船が上がっていた ![]() イカ釣り船が戻ってきていたようだった。 今年のイカ釣りは反応が薄くそして広範囲なので まったくダメらしい。北海道にまで上って漁をしている船が多いとの ことを聞いた。例年だと八戸や久慈で漁をする時期なのだが 今年は全然ダメらしい。トロール船が9月から解禁となったが 解禁となればトロールはイカをメインとして狙うが、今年はさっぱりで ダメな状態。資源がなくなってしまったようだった。 明日は検査の為、休漁。 |
2006/9/17(日)
![]() 台風が日本列島に向きを変えたので船を避難する作業に入った。 宮古は船を安全に避難できる場所というのが実はない。 なので、台風時期や冬の爆弾低気圧の時などには 非常に気を使い自然に身を任せるしかない。 閉伊川が今一番安全という場所だが、台風で直撃そして 雨が降り増水となると閉伊川は非常に危なくなる。 ビットにモエ(ロープ)をひっつめる作業 ![]() ひっつめのワッカを大きくするとビットから外れるので ある程度のワッカでひっつめないといけません。 かみぐぐすは非常に危険で締め付けになり取れません。 ![]() この閉伊川は、年々浅くなっているので この船が係留している端っこを走行しないといけません。 真ん中よりになると、水深が浅いので座礁します。 上流から砂・泥が流れてきて堆積となっていて 危険な川です。しゅんせつ船などで、海底の泥・砂を取らないと 数十年後にはかなり浅瀬になります。 台風が通過後まで、浜休み。 |
2006/9/15(金)
| 検査の為に休漁。 今日は天気が非常に良かった。 大型サンマ船も入港していて浜は活気づいていました。 この宮古港周辺は、鍬ヶ崎と浄土ヶ浜とあり 昔の船員が出歩くのは鍬ヶ崎でした。 今日の鍬ヶ崎には、サンマ船に同乗しているロシア人が 歩いていました。なんでロシア人が?と思われますが 実は、まだ漁場がロシア海域で大型サンマ船はロシア海域の 漁の許可をもらって領海でサンマを獲っています。 トン数など決まっていてそれに違反しないかとロシア人が 日本のサンマ船に同乗しています。 ロシアに領海内の金額を払って許可をもらわないと獲ることが できません。船内でも監視されて調べられます。 そして、ロシアから岩手県宮古港に来て水揚げとなります。 なので、宮古港のオカにはロシア人が多くはないですがいます。 出航するまで、鍬ヶ崎を散歩していたりしています。 自船の前を通っていったりと、木材輸入でも宮古にロシア船が 入港しますので、宮古ではロシア人が多いです。 ロシア人の飲み屋もあります。 サンマがまだ三陸沖まで来ないので、ロシア人が同船している ので同船しなくなれば漁場は日本領となって 三陸沖まで南下となります。 例年宮古沖は、10月下旬くらいからでしょうか。 鮭時期の11月中旬で、宮古沖から少し南漁場がメインとなって 鮭漁の待機中の三陸沖はサンマ船の灯りでライトを回して 照らしサンマを移動させての作業をしているのが見えます。 ![]() 今日もサンマのスンナを頂きました。 脂がのっています。三陸沖に来る時は、もう脂がのりすぎピークから 抜けているあたりになります。 台風が日本列島に接近しているので 明日漁に出ればしばらく休漁となりそうです。 |
2006/9/14(木)
| 時化の為、休漁。 明日も、休漁。 |
2006/9/12(火)
| 昨日、今日と三陸沖は時化た。 沿岸沿いから少ししか離れていない海域は平和なのだが 沖は別世界。もう北風が吹き荒れ波も高くと ケダを巻き上げるのにもゴーヘーだった。 昨日は漁があったが、今日は漁獲減。 ミズダコが獲れなくなったかわりに、イシダコのピン〜小の 小さいサイズのタコが多く獲れて大きいサイズのは2匹程度。 小さいタコが大漁だった。 水が変わり魚が獲れるようになり、ドンコが多く獲れた。 沖合いを上げると ノドクロ という赤魚が獲れだした。 ![]() 拡大写真 脂があって非常に美味しい魚。 漁師たちはこの魚をノドクロと言います。 その訳は、口の中が黒いからという理由です。 ![]() 拡大写真 かごを上げていくと様々な海底に生えている海藻?のようなのが 付いてきます。その一つが下記の海藻。 ![]() 拡大写真 水深170メートル付近に生息している海底草。 海底には様々なのがいるようで、かごに引っかかってきたり 付着してきたりと上げると楽しみがある。 6本ぶり上げ漁も芳しくないので帰港した。 昼前になり凪も良くなりおどぎになった。 ![]() イシダコの大大。今日は、小さいのが大漁だった。 ![]() その1 トロール 重茂半島を北上すると、オカをトロール船が同じく帰港中。 真ん中くらいにある白い小さいのがトドヶ崎灯台。 今日はパッとしない日だった。 |
2006/9/9(土)
| 台風通過後の久しぶりに漁に出た。 今回の台風は直撃はせず、三陸沖を北上して行ったので 被害はまずなかった。南東の波が凄かったようで、 宮古湾は外海の重茂半島で ブロックされて波はうけず安全だったが、 重茂半島から北の田老〜久慈方面は 南東の波を食らい、漁具やいろいろな被害が出た模様。 久慈では道路が破壊されたそうで、南東の波となると 北地域はモロに波を受けやすい。 宮古は重茂半島でブロックされて助かった。 波や風でボンデンや発泡が被害を受けているかと思ったら そうでもなく、潮がゆれていたのもあり沈没もせず ボンデンも2本だけ海面すれすれの所からボキッと折れていただけだった。 オカ(水深が浅い)海区は、根もあり波でかんまがされて かごが移動したりメノゴにまがさったりして道具壊しとなり 他の船の道具に乗って合体などしてトラブルと被害が出る。 自船は沖合いの深い海区なので、波での影響はまず受けない。 浅ければ浅いほど被害をうける。 久しぶりもあり、各道具を確認しながら走り回りボンデンが 折れている2本を確認してからボンデンを作り折れているのを 上げて交換した。潮が揺れていてカセン球も浮かんでいて 負荷もなくいい塩梅だったが、潮が入り潮となりいつもの ポイントにあるボンデンがオカに移動していた。 ![]() 拡大写真 今日は沖から上げることにしてかごを上げていくと ミズダコがいつもより多く獲れ、ドンコも入っていた。 4日置きだったので餌も無く取り換え漁となったが、 それまでかごの中に入ってネグラとしていたミズダコ・イシダコが 獲れたのでいつもよりは漁があった。 周囲も明るくなり水平線からいつの間にか太陽が上がっていて その照らず閃光がまぶしかった。 ![]() 拡大写真 かごを上げてミズダコ・イシダコ・ドンコを獲ってサンマの餌を付けて 重ねてそして道具を上げてからまた入れる作業を繰り返し 6本ぶり上げて帰港。イシダコの大大が獲れた。 ![]() 拡大写真 頭は(正式には胴)人間の頭よりは大きく、大ツブと比べると大きさが 大よそ見当がつくかと思います。ヨゴダに入って丸まっているので 長さまでは写真では分かりませんが、持ってみると150センチはありました。 大大ですがこれより大きいのも獲れます。このイシダコとは比べ物に ならないくらいの大きさでこれが小さく感じるくらいのが獲れます。 ![]() イシダコのピンピン〜小 拡大写真 宮古に帰港中、重茂半島3マイル沖からオカに走っていると チェーンを巻いたような大きな音がしたので 何事かとブリッジから外を覗くとプロペラ2つ付いた 軍用のヘリコプターが3機北に飛んでいった。 低い飛行で下から見上げると大きく デジカメを撮りだして撮ろうとした時には、もう北のほうに過ぎ去っていく あたりで、意外と飛行が速かった。 ![]() 拡大写真 ![]() 拡大写真 北に飛んでいったので三沢基地に行ったのかと思った。。 海に出ているとまず陸では考えられないような飛行をしたり しておっかない体験をしたりする。 閉伊崎をかわり宮古に入港。 ![]() 拡大写真 サンマ船が水揚げし氷を積んでいた。 ![]() 拡大写真 岸壁付き水揚げ作業をし船仕事をして今日の漁は終了。 明日は、日曜日で休漁。 |
2006/9/5(火)
| 今日は、休漁。 北風がかなり強い。須加に係留している船が北風を食らい アンカーが曳けて右舷後方角が岸壁にぶつかっていたので 急いで船に乗りエンジンかけてモエを離し アンカーを巻いて港内から逃げた。 ![]() 避難する場所に来ると2隻が繋がっていたので その隣に並べて着けた。閉伊川は年々上流からの砂・泥・土が 堆積して浅くなっている。真ん中から藤原方面は危険。座礁する。 岸壁よりも浅くなってきており、数十年後にはどうなっているのかと 思うことがある。ヘラがぶつかりそうで怖い。 避難・係留作業が終わりエンジン停止。 ![]() 機関室内の掃除をした。 昼過ぎに終了し家路に着いた。 ![]() 宮古港内にはサンマ船が入港し水揚げをし船を岸壁に 横付けにし休漁に入った。 北が入るので港内はかなり波が入り岸壁は潮を吹きあげ 船壊しとなるが宮古には逃げる場所がないので、 しかたがなくこの場所で避難となる。船壊しになるけど 場所が無いのがネック。 自船もしばらく休漁。 |
2006/9/4(月)
| 日本列島に向かって台風が接近している影響で 今日の海はかなり荒れた。遠くにあるのになんでこんなに? と思うような大波だった。片浮きが2本ぶりあったので 先にその道具を上げて南ボンデンを付けそしてやり直し。 波が高くライシンをとらないと、崩れてカメの中に落ちてしまうので 取った。船上の道具も揺れで移動したりと散々だった。 片浮きを上げてやり直しとなると通常の1本上げよりかなり 時間がかかりざっつぁますとなり、今日は4本ぶりしか出来なかった。 沿岸沿いには波がぶち当たり圧し掛かっていた。 明日は完全に漁にでることはできないので休漁し 船を避難する作業をする。宮古港内須加の岸壁では 北波が入るととんでもないことになるので危険。 台風は三陸沖を北上していくので、直撃はないけど 波の影響がかなりあると思う。波といっても通常している漁での波とは ケタが違うので収まるまでは数日漁に出ることはできない。 |
2006/9/1(金)
| 沖だしも8月いっぱいで終了し、道具も数日前に移動。 昨日は、沖まで来たけど潮が凄く速くて濁流のようで ガーーーゴーーと、とにかく発泡が沈没でボンデンが海面横に なっていてとてもじゃないけど上げれる状況ではなかったので 操業するのを止めて帰港しました。沖は半端じゃない 潮の流れで沿岸沿いから見る海とは全然世界が違います。 船を止めると南に流れて行き、ボンデンが北にたって波をかき分けて 走っていく錯覚に陥りました。おっかないので、止めました。 今日の沖は、昨日より潮がゆれていて負荷もそれほどなく 漁ができました。久しぶりに上げた道具には、ミズダコが入っていて イシダコは漁が無し。かごの中は餌も取り換えてないので まず魚は出て行って蛻の殻状態だった。 かごを上げていると、珍しくボタンエビを捕獲した。 ![]() 毛がに漁の時に水が変わると獲れますが、今の時期に獲れるのは かごではまずありません。かごに入っている時は 全身が肌色をしていて水あめのような色をしていて 時間が経つと赤になります。 刺身に食べるのでスンナにしました。 道具に移動し次々と上げると、マタラ・スケソウタラ・ドンコが入り 久しぶりに上げると入っている魚はかごの中で泳ぎ暴れるので 網に体を擦って鱗も取れて傷がつきます。 ![]() 傷場所の拡大写真 表面のヌルヌルもなく、ヤスリのようにゾセゾセし このようなマタラは、商品価値にもならないのでスンナにします。 一様、食べる分には大丈夫です。見た目がダメとなり安くもっていかれる のもありスンナにした方がいいという感じです。 日前でだったので、かごの中は蛻の殻で、今日はあまり漁がなし。 餌を交換しないと魚介類は獲れないので、次の為の取替え漁をした。 水が変わり以前より魚が入るようになり、スケソウ・マタラ・ドンコ・ナメタ・ フグロカツカ等獲れました。イシダコのピンも獲れてタネがありました。 これからの時期、潮がさらに速くなり沈没が起こります。 浜休みが多くなったりとあまりいい時期ではなくなります。 13時過ぎに帰港。9月からトロールが解禁となり今日から漁をし 宮古魚市場に水揚げをしていました。 ![]() 明日も出漁。 今日のスンナ写真 |