日頃、海での出来事などを書きたいと思います。
(何かあった出来事等、不定期的な日記ですのでご了承ください)



2007/1/26(金)

深夜過ぎから須加は無風だった。

この時期、港内の須加が無風と言うのはまずない。

無風は危険な助長を生む。湖のようにペターとしていて

このような状態だと沖は物凄いことになっている。

港内で多少風が吹いて海面がウロコ状態などに

なっていれば割と沖は吹いていない。

塩梅がおかしくて遅く出漁した。自船以外は先に出漁していて

無線で連絡すると全船戻っているとのことだった。

沖に行く前のオカ海でも相当北西が吹き荒れて

漁ができるような状況ではなく自船も操業はできないと判断し

帰港した。本日は休漁。明日、さらに発達した低気圧が北日本から


三陸沖に抜ける。海上も大荒れとなり、明日も休漁。

明日、岩手では雪が降る。沿岸の宮古はあまり雪が降らない

地域なのだが、恐らく雪が高い確率で降りそうだ。

東の風が吹くと雪が降るのが宮古の自然の法則

みたいなのがある。日曜日も浜になるかどうか微妙。

雪が降ったらば船の雪かき等、結構重労働だったりする。

あまり降らなければいいことを願う。

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2007/1/25(木)

今日は朝から凪が良かった。寒気が入ったせいか

昨日よりは寒くそしてチラホラ雪が降った。

潮が出しになり、道具が沖に移動していて

潮が止まっていて、毛がにの入りが悪くなり

餌も少しだけ喰われていて、残っていた。

昨日仕掛けたのを上げたが、漁が無かった。

北沖に移動し2日上げていないのを上げると

漁があった。昨日に仕掛けたのは潮の変わり目で

入らなくなり、漁が切れた。他の船も漁が無く帰港する船もあった。

明日も出漁するが、今日の潮が変わらないと

また漁がないかと予想する。水が変わって欲しい。

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2007/1/24(水)

朝から凪が良かった。港内〜湾内〜外海と

ベタ凪で走行するにも波もなく負荷もかからずと

いつもより早く沖合いに着いた。

沖は風も無く変な感じがした。1本目を取り付く為にボンデンをさがした。

ボンデンには、ライトがついており暗くなると点滅する。

海上ではこの点滅するライトを探すので、ボンデンがあるのが

少し遠くからでも確認できる。ボンデンを探し当てて取り付いた。

今日は珍しく北潮だった。いつもは北から南に潮が流れるのだが

今日は南から北に流れており、反対潮だった。

この北潮になると魚はダメになる。もしかしたらば・・・・と思いながら

南にゴーヘーしながら巻き上げアンカーを上げ、かごを上げた。

1個・1個と上げると毛がには獲れなかった。毛ツブだけ。

北潮に変わり、魚も毛がにもダメだった。かごを上げていくと

ぽつりぽつりと捕獲し、数日前のドカっとした漁は無かったが

1本目を終わってみれば、平均的な漁獲だった。

道具を入れ2本目の道具に走らせた。

次の道具の漁場も北潮だった。同じように巻き上げカゴを上げると

平均的から漁があった。2日置いた事もあったのかもしれないが

水温が高いのでスムスが多くたがって餌が骨と皮になっていた。

スムスがあついと、すぐ餌が分解され毛がにがカゴの中に入る前に

もう餌が分解されなくなってしまう。獲れないのもこの影響もある。

スムスをあずがっているようなものだった。

3本4本と上げ、それなりの漁獲があり操業を終わってみれば

大漁だった。今日は大きいサイズの毛がにを多く捕獲した。

1尾1.2キロもある、巨大な毛がにを捕獲した。

その大きさに度肝を抜かれた。500gサイズが小さく見えた。

お昼過ぎになり帰港した。

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2007/1/23(火)

昨日の夕方から気象が悪くなった。

三陸沖は、風速が17メートルの予想で天気は晴れ。

晴れてもこの風が強いことの方が、海では非常に重要で

風が弱くて、波が3メートル4メートルでもあまり関係なく

漁はできるが、これは自船のような大きい船での話し。


塩梅が悪いだろうと思い、遅く出ることにした。

3時半くらいになり、須加の船に行って船に乗り

アンカー綱をゆるして、油圧ローラーにかけ

機関室に入り充電スイッチをオンにしスターターを入れて

ブリッジに入った。エンジンをかけトモのモエをゆるして

岸壁に置きアンカーを巻き上げた。

巻き上げていると、宮古湾から赤灯台に向って

帰港してくる船が来たのでなんだろうかと思いながら

巻き上げていると、港内に入り向こうの岸壁に係留した。

同業船が戻ってきたようで、なんか様子がおかしかった。

何かあろうかと思いながらアンカーを上げ船を走らせ

港内から湾内に出ようとすると、また船が戻ってきた。

おかしいなぁと思い無線で連絡し聞いてみると

沖は相当激しい突風でとても稼げるような状態ではなくて

戻ってきたとのことで、他の同業船もみんな戻ってきた。

宮古港内は湖のようにペターとしていたので、なんともないだろう

と思っていたらば外海からは海が豹変しているとのことで

みんな帰ってきたので、自船も操業はできないと判断し

港内でユーターンし戻った。本日は、休漁。

北西の強い風が吹いており、列島の沿岸沿いは

陸山の下なので風の影響は受けず

沿岸から沖になるにつれて吹き降ろしが強くなる

西高東低の気象。本日もそれて、昼でも風が吹き荒れていた。

明日も浜が良ければ出漁。

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2007/1/21(日)

本日も出漁。天気予報とは違って、

北風が強く波が高く、ちょこっと時化た。

沖合いの道具を上げると漁があり、沖オカは割りと

漁が無かった。潮が入り潮のままで、道具がオカ寄りに

移動していた。沖からの魚が入りこんで、名前が分からない黒い深海魚

を捕獲し、巨大なアナゴも捕獲した。

珍しい水が入ってきた。毛がにの漁も全体的に良かった。

明日も出漁。

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2007/1/20(土)

今週は昨日を除き海状況が良く浜が続いた。

毛がにの水がやっときたので、獲れるようになり漁があった。

明日は日曜日だが、関係なく出漁する。

浜が一番良いこともあり、平日で浜が悪い日が休みとなる。

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2007/1/13(土)

今回の低気圧の影響では、ボンデンが壊れていることもなく

復旧作業をしなくてすんだ。

9日は発達した低気圧の影響があり、波が6メートル

風速20メートルだったが、出漁した。

沖合いに行く前にユーターンして帰港したが、閉伊崎から2マイル

辺りに来た時に多少弱くなったので再び沖に向かって

漁をしたが、結局カゴを30個だけしか上げれず

逃げ帰ってきた。自船だけが出漁だった。

次の日からは凪も良くなり、毛がにが獲れ始まった格好になり

13日現在、大漁のような感じになってきた。

海区によって不漁の所もあるが、宮古沖は漁がある。

宮古から北は不漁のようだ。宮古以南でも

釜石方面は漁がありと、南海区の沖オカが漁がある。

12日は大漁だったが、同業船がみんな大漁とか漁がある

ということはなく、その船が仕掛け海区・漁場によって

雲泥の差の漁獲があり、まったく漁が無い船もある。

自船は、場所柄もあるのか大きいサイズの毛がにを捕獲している。

宮古でも南海区で漁をしているのは自船だけ。

毛がには足が速く、同じ場所に居座ることがあまり無いので

広範囲海区に道具を仕掛けて、毛がにが数時間後や半日で

どこに移動するかなどを予測して、前もって移動して来るような

海区漁場の道具を上げ、餌を交換して仕掛けて次の日に

上げて大漁になるか、不漁かそのままかなど、

毛がに漁は非常に駆け引きが必要で、駆け引きもない・

できない、仕掛けていればどこでも獲れるというような考えでは

毛がにを獲ることができない。海でも死の海域というところがある。

同じ場所にずっと仕掛けていてもあまりいいこともない。

宮古沖でも潮がおっかだまって、動かずかご網が泥で

汚れていて毛がにが入らない漁場もありとその船が

どう漁をして駆け引きをしてやるかで、他の毛がに漁をしてる

船との漁獲もまるっきし違ってくる。

浅い漁場では毛がにはいないので、最低でも水深が150メートル以上

じゃないと毛がには獲れない。深いほど毛がにの生息はいいが、

海区や場所柄、潮の行き足などによっても違うこともあるが

160m以上の水深からじゃないとまず獲れてこないので

沖合い漁となるが、もう道具を入れる場所がなく

いかに早く場所取りをするかで船の漁獲も違ってくる。

例年のように、1月上旬くらいから漁が出始めた。

やはり年柄なのかと思った。水温も低くなくて良い状態。

タコはまったく皆無に近いほど獲れない。ドンコも獲れない。

宮古漁協の定置網では鮭が10匹だけで、まったく漁がなかった。

イカも何もかにもダメで、この具合だともう定置網は切りあげ雰囲気。

定置網は1月いっぱいまで稼ぐが今年は早まりそうだ。

明日は休漁し、オカ仕事で漁の道具作りをして月曜日に出漁。

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2007/1/7(日)

昨日の午後から激しい雨が降った。多少風が強かったが

年末の低気圧よりは弱かったのが救いだった。



避難していた船を見に着てみると、さほど川も影響も無く

茶色の水になっていた。


船尾からビットに取ったモエがたるんでそこに流れ物が

溜まっていたが、影響なし。年末のだと流木が溜まっていたりと

そっちの方が凄かった。

低気圧が北海道の方に移動し、夕方から猛烈に風が強くなり

これからがピークになりそう。

沖のボンデンが確実に折れて壊れていると思うので、

また復旧作業漁をしないといけない。

家が揺れるくらい風が強い。9日も浜にならないかもしれない。

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2007/1/6(土)

発達した低気圧が接近している影響で休漁。

深夜過ぎに起きて須加に行ったが、芳しくなかった。

朝方過ぎには二つの低気圧が来るので、頑張っても

帰ってきてからの避難作業に時間がかかるので

休むことにした。朝方、船を港内から閉伊川の岸壁に避難した。

数日間は休漁。

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2007/1/5(金)

昨日で、復旧作業漁を終えた。

オカ仕事でボンデンを作ってストックしていたのが

ほとんどなくなり、またオカ仕事で作らないといけなくなった。

漁をする以前の基本的な仕事は、この陸で道具作りをすることで

初めて海に出てきて漁ができるのでオカ仕事は重要。

昨日から餌を取り替えて仕掛けた道具を上げると

漁が無かった。満月からだったのに、なんの音沙汰もない。

月の影響で毛がにが動き出すという自然の法則みたいなのが

あるが、ここ数年だろうかまったく関係なくなった。

鮭もそう。月を頼りにというのは通じなくなった。

水が変わって来るというのを待つしかなくなった。

今日の毛がにはあまりダメだったが、マタラの水が突っかかって

きたようでいつもよりマタラが多く獲れた。

明日から発達した低気圧が日本列島を通過する。

明日も出漁予定だが、もしかしたらば途中で帰港となるかもしれない。

また年末のような低気圧でないことを祈る。

風がかなり強くて波も6メートルらしいので、またボンデンが壊れて

しまって、復旧作業漁をしないといけなくなるのが辛い。

ボンデンが無くなれば、海に出てきて漁をすることは

できないので、しばらくは海仕事はできず陸仕事をしないと・・・

7日・8日は休漁予定。

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2007/1/3(水)

本日から初出漁。宮古市魚市場の初セリは4日の朝だけ

行われるが、昨年末の低気圧の影響で浜に出てくることができず

沖にある道具が被害を受けていることも考えられたので

復旧作業漁をしに出てきた。

沖に来るとやはりボンデンが壊れて折れていたりするのが

かなりあって船にストックして積んであるボンデンと取替え

石や旗・電池などなどをつけて、壊れている道具を探し回って

交換することをした。宮古の船はほとんど出てきており

皆ボンデンが壊れているのとかを取りかえたり

切られて沈没しているのを上げたりと復旧作業漁をした。

ボンデンが無くなり、漁ができなくて帰港していく船もあった。

明日も復旧作業漁。

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