日頃、海での出来事などを書きたいと思います。
(何かあった出来事等、不定期的な日記ですのでご了承ください)


2005/8/10(水)

今日でウニのシーズンが終了する。

多少海が悪くても中止にはしないだろうと思い起きた。

漁協のランプは緑だったので、ウニ漁の合図だった。

朝方は、涼しくそしてサッパを海に下ろしてから少し雨がぱらついた。

前日、水が悪かったのでおそらく変わっていないだろうと思い

外海の重茂半島に舵を取った。

港内を出て、湾内にそして閉伊崎突端に向かい突っ走った。

少し薄暗かったが、漁場に着く頃には多少明るくなっていた。

操業時間は5時から、それまで竿や箱メガネ等準備をし待機する。

海底を覗くと水が悪い。前回のウニ漁より悪い。ぼやけていて

あまり見えない。今日は最低の水。1篭決めれれば大漁過ぎると思い

時間まで待った。時間になり竿を入れた。ぼやけていてワカメ下に

いるウニもあまり見えず時間がかかった。

ツクダを辿りながら、タモを動かしながらガリモがした。

勘も必要でおおよそという感じでワカメ下からガリモがすと

採れだした。目を使うことが疲れる。がすがすばためがして採ることができず

かなり時間をかけて探しながら採った。湾内や閉伊崎の水が悪かったようで

外海まで多くのサッパがきた。来たはいいが、こっちも水が悪い。

あっちに比べれば幾分はいいだろうと思った。

みんな必死で採っていた。時間が経てば水が変わるかと思ったが

そうでもなく操業時間終了まで変わらなかった。

7月17日の水よりは、多少良かったが見えないほうで

漁獲も少なく一篭決めることができず、まばらだった。

水が悪く、みんな漁獲がいつもより無くお盆の食い量みたいな

漁獲だった。最後の最後で水が悪くそして漁獲も少ない状態で

シーズンが終了した。今年は、まったく海状況に恵まれず

そしてウニの成長も悪く終了した。

昨年は大漁豊漁今年は、不漁。

年柄なんだなと思った。来年は、今年より良いことを祈る。

明日から、タコ漁に出漁。





2005/8/9(火)

たこ漁に出た。

今日はいつもよりは涼しい。そして海は濃霧に覆われ周囲が

ほとんどみえずレーダーを頼りにして漁をした。

ボンデンから繋がっている発泡を大きいのに取りかえたので

レーダーに大きく映り道具がどこにあるかが分かりやすい。

3日休んだので、たこが入っているかと思ったが

漁が無かった。毛ツブが山でドンコがいっぱいだった。

水温が21度となり、生簀のタコは焼けて目を開けて死ぬ。

死ぬと硬くなり盗品となり安く持っていかれる。

そうならないように、獲ったらすぐに氷の発泡に入れて

氷を上からかけてかんまぁがしておくと、帰港後でも氷で生きている。

沖合いを上げたが水タコばかりで石タコは入らず。

そしてオカは石タコの大がいつもよりきた。

フグロカツカが入ったので、スンナにすることにした。

このフグロカツカは、刺身がうまい。

宮城や福島では高級魚なのだが、岩手ではそうでもないらしが

ここ数年、高くなった。

漁をしていると、明日ウニが開いたと無線で連絡があった。

最終回だとのこと。今年は、ウニ漁をあまりしなかったように感じた。

明日が最後。帰港しながら、外海そして湾内の水を見て回ったが

はっきり言って悪かった。ごだめいだ水で浄土ヶ浜は濁って見えなかった。

湾内はダメだろう。外海でないと。

魚市場には、魚が皆無に近いくらい水揚げされてなかった。

漁が無いからだと思った。タコも不漁となった。


 



2005/8/8(月)

朝方から満潮だった。

水位が上がっているので、いつものようには採れず

浅瀬が深くなり、少しの所で違いがある。

50cm〜1メートル水位が違うと、間隔がおかしくなる。

高速から一般道路に出た時のスピード間隔とまでいかないが、

なんか、おかしい感じがした。

水は悪く、湾内から閉伊崎はダメで外海に来る漁師がいつもよりは

多かった。外海も、透明度が良いわけでもなくぼやけていて

採るのにも苦労した。

重茂の漁師とカラカダリをしながら漁をした。

7時には一篭決めて、それから各漁場のウニを採ってみて

身入りとか味がどんなだか調べ漁をした。

今年は、水温が低くウニの成長が悪い。

新聞にも載ったが、岩手県はウニ漁が不漁で海が悪くて

中々行われず海藻も生茂って深い海底からウニが

浅い方に上がってこず、そして水温が低くて成長が悪い。

昨年と比べればそうだが、本当のワカメの中や下のを

採ると太っていて昨年とはあまり変わらない。

今日は、身入りが良かった。

日前がないので、おそらく明後日口開けされるかと予想する。


 





2005/8/7(日)

開きそうな雰囲気の中、やはり今日通達がきた。

シーズンが10日で終了する。なにがなんでもというのがあったのか

連続となることを期待する。一昨年は、今年のように海が悪く

口開けが中々行われず、シーズン終了してから

お盆過ぎまで特別に延長されたことがあった。

今年はどうなのかは分からないが、今日の通達は第7回目で

最終回ではなかった。

西日本は大雨だったそうで、それが今度は

東日本〜東北にくるそうなので心配だ。

雨が降れば、海は濁ってしまいウニ漁ができない。

中止となって、そのままシーズン終了ということも考えられる。

雨が降らないことを祈る。


 




2005/8/5(金)

あつーーーーーい。

とにかく暑い!東北の沿岸にしては、気温が30度以上

もう猛暑。寒いのにはいいけど、暑いのは弱い。

昨日も32度あって、沖では日光にあぶられ死にそうだった。

そして、水温も高くたこが焼けて死んだ。

焼けたまま水揚げすれば、盗品となりただ同然で持っていかれる。

氷でがっちり効かせ発泡に入れた。そうすれば、生きたまま入れても

最後まで生きている。

今日も、32度以上あって沖では火あぶり状態で8時間漁をして

死にそうになった。陸と海とでは温度が違う。

水分補給を早くしないとだめで、

漁もあまりぱっとせず、苦しかった。

カンカン照りで、日焼けをしそして軽度の火傷をした。

この季節、外で仕事となると長時間太陽にさらされる。

メラノーマにならないか不安。

暑くても半袖になることは、自殺行為そのもので

長袖を着て、肌をなるべく露出させないようにしないといけない。

日焼け止めを塗っても、あまり効果も無い。


土日は魚市場が休みなので、漁も休むことにした。

たこが焼けてしまうので、出ない方がいい為もある。

無線では、釜石は明日35度と言っていた。

宮古も明日も30度以上あるだろう。

丁度、土日休み・漁も休みで救いだ。

凪は、べた凪となりウニ漁が行われそうな状態になった。

おそらく、日曜日か月曜日に口開けされるかと予想する。


 



2005/8/3(水)

たこ漁に出漁。

しかし、外海は大荒れで帰港していると無線で連絡があった。

岸壁で待機していたが、休んでいたのもあり

無理くりでることにした。

相変わらず湾内は平和。外海に出ると、瞬く間に海が変わった。

南風波が物凄く、船が持ち上げられ海面に叩きつけられる。

そして船首からは波が飛んでくる。

夏にしては、大荒れの海だ。

ごうけつ漁師も戻るとか言っていたが、自船が沖に向かって

いるのを知りついてきた。

シャレにならない海で、止めて戻ろうとしたが

船尾に積んである鯖・サンマの餌が解けて悪くなりそう

だったので、無理くり漁をした。

漁は全然ダメで、あずげ無し。

数本上げたが、まったくといっていいほど

たこが獲れない。ボンデンはあったのが救いで

餌を取りかえる作業となった。

大荒れで漁も無くすごく疲れたので、途中で止めて帰港した。

11時半くらいに着いた。


外海は、ものすごい大荒れで岩に波がのし上がっていた。

凄すぎた。これでは、ウニ漁は絶対行われない。

重茂からもやらないといわれる。

湾内に入れば、ペターとした平和な海だった。

陸から見ると凪がいいが、外海は世界がまったく違う。

今日もまたそれを強く感じた。


 




2005/8/2(火)

昨夜、暑かったのが急に涼しくなり強い風が吹き荒れた。

もしかしたら、止まるんじゃないか?という感じだった。

深夜過ぎには、風が止みそして出漁時間まで、緑のランプのまま

となりウニ漁の合図だった。

干潮だったので採りやすいと思いながら、須加を出て港内に出た。

凪は良くべたーーとしていて、この上ない凪だったが、湾内は当たり前で

問題は、外海の海状況だった。

閉伊崎までは良かったが、外海に出て南下した途端

海が時化ていた。大波が灯台下の岩にのし上げてそして

波でサッパが揺れに揺れ、船外機のアクセルを緩めた。

ゆっくり走り南下した。南風がてえぺぇで、これじゃぁ採れるかと

不安だったが、操業時間前には少しは凪た。


水は案外良かった。だが、物がいなかった。

前よりは上がってなかった。水温が上がり、海藻が抜け落ちており

そうすればウニは浅い方に上がってくるのだが、今年は違う。

サッパが薄くて、採るのにも競争することもなく

ゆっくり、ジックリ採った。

8時前まで採り、そして詰め方をし帰港した。

台風が日本列島下に接近している。

あの台風が進路を北東に変えれば、ウニ漁が絶望的となる。

連続口開け、明日通達がくることを祈る。


 




2005/8/1(月)

魚市場も休業なので、漁も休み。

オカで道具作り。ボンデンを切られるので、ボンデンを作らないと

漁に出ることすらできないので、いっぱい作った。

10時過ぎに、ウニの口開けの通達がきた。

操業時間が変わって、5時から8時まで。4時出漁となる。

この頃、夜が明けるのが遅くなった。

5時くらいから海の中がやや見えるようになる。

サマータイムとなったら、大変。

水は悪く、一昨日から激しい雨が降り、昨日も午後降った。

川から海に流れ出たので、水が悪い。

湾内は、見えないとのこと。

外海で勝負となる。

ただ、朝方波になりサッパ船団が戻ってきた。

止まらなければいい。シーズンは、今月の10日までだから。

一様、たこ漁の準備もしておこう。