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日頃、海での出来事などを書きたいと思います。
(何かあった出来事等、不定期的な日記ですのでご了承ください)
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2005/11/30(水)
昨夜の18時半に出漁してみると船が1隻だけしか 船が出ておらず、いつものように17時前に出てもう並んでいる ような鮭漁じゃなかった。 というか、気象が気象で結構凄かったので休む船が多かった のかなと思った。20時前にはどんどん船が出てきて並んだが いつものような船数ではなく少なかった。 仙台管区気象観測の三陸沖西部の海状況が無線で発表された。 三陸沖西部は、西の風23メートル波7メートル突風を伴い 海は大荒れになるでしょうとのことだった。 凄い気象だ。確かにここ数日に入りとても気象が悪く凄く風が強い。 オカ海でも風速が18メートルとのことだった。 夜遅くから次第に風が強くなり、朝方には結構吹いた。 釜石漁業の無線局からも気象が発表され風速23メートルで波6メートル だった。そんなに気象が悪いのかと思いながら延縄を打った。 延縄が海に落ちるんだけど、風で空中に舞って船尾の屋根に飛んでいった。 結構風が強い。潮も北と南の潮がぶつかり合ってソバができていて 枯葉などが、おっかだまっていた。潮と潮が交わる部分は魚がいるはずだけど エチゼンクラゲもどっちからの潮で持ってこられておっかだまって それは最低だった。縄がソバにおっかだまってダンゴとなって 魚が食う前にくっ付きゴチャゴチャになって何もかもダメだった。 大陸からの吹き下ろしが凄くて、海上では突風の「ビュー・ビュー」という 音しか聞こえず体が持っていかれそうになった。 半端じゃない風だった。それでも延縄を引っ張りながら上げると 肝心の鮭が釣れず、サバが釣れてきた。 スンナにするために生簀に入れそして延縄を上げると鮭がちょこっと 釣れだしたが、それも1縄程度で後は空だった。 全部延縄を上げると、14匹で終了しまったくもって漁がなかった。 かわりにスルメイカが2匹釣れた。スンナにすることにし活かしておいた。 今日の延縄船も全体的に漁が無く不漁。 海上はさらに凄い状態となって、海面が白くなって海面から船上シャワー となり物凄く吹ったぐった。シャレにならなかった。 おっかなくなったので、帰港した。 帰港すると、よく行ってきたなと言われ命知らずだと言われた。 陸でも物凄い風が吹き荒れていた。 明日、漁があるかどうか出てみないとなんともいえないので 本日の夜19時前に出漁し海上で寝ないで待機。 大漁を夢見て頑張ることに。明日があるさ。 |
2005/11/29(火)
| 27日は、体調が悪く鮭漁には行かず休んだ。 行ってきた船の様子を聞くと、いい話を聞かない。 十数匹程度だったりと、まったくもって漁がなく 油代にもならなかったそう。 昨日は、気象が悪くなるのを知っていたが遅く出てみた。 出る前に浄土ヶ浜大橋から出ている船を見ると3艘くらいだった。 自船が出たのが7時半くらい。 北上すると、船がいなかった。 どうやら戻って行ったらしい。船がおらず良かったが 反応も無しで調査して走っていると南東の風になり吹いてきた。 海も悪くなり漁もないかと思い帰港した。 夜の10時に岸壁に着いて休むことに。 本日は、体調のことも考えオカ仕事は一切せず夕方まで休み 18時くらいに出漁してみる。 相変わらず定置網だけに鮭が入っていて大漁で 延縄には釣れず不漁。 11月でこの程度で終了となると、12月はあまり期待できない。 例年、12月初旬に1回くらい大漁があって 後は10日前後からほとんど漁がなくなり15日前後くらいから 鮭漁商売を辞めて毛がに漁のスタンバイに入る。 鮭漁のピークは11月下旬で終了し 12月に入れば1日から6日の一週間でほぼ延縄漁(漁獲)が決まり この期間内だけでも鮭漁を頑張ってみることに。 |
2005/11/27(日)
| 夜から、まあらすが吹いていて朝方まで吹いていた。 止まらなかったので、予定通りアワビ漁。 5時半出漁だったけど、早く出ても真っ暗で着く頃にも 薄暗くて海底もあまり見えないので過ぎてから出漁した。 昨日は、物凄いベタ凪で最高だったけど今日は波があった。 昨日より比べればだけど、そんなに時化ているわけでもなく アワビ漁にはいい感じの海だったが、大陸からの吹き下ろしの 風が強くてこれに泣かされた。サッパが流れていき、想うように サッパを立てることがあまりできず、支え機械の回転は8割くらい使い 操業時間までに、バッテリーを使い切ってしまうんじゃないかと いうくらい支え機械を回した。 相変わらず物がいなくて、いてもサシハズレが多く大きいのが あまりいなかった。移動し、とある漁場の地形のアワビは、他の漁場より 生育や大きさ・重量が違うので1個でも大きく2個採れば500g 以上は楽にある目方アワビなので、数より重量勝負をした。 個数が少なくても目方がきけばかなりいい。 ポツリポツリと時間をかけて探して採り、9cmちょこっとの サシに合うのもちらほら採った。 1回目のアワビ漁よりは、数が少なかったけど大きさや重量がある アワビを7割は採ったので良かった。 宮古は11月2回目だけど、隣の田老は今日初めて口開けされた。 北の地域では、1回も開かないというところがあってヨミが出ていた。 今年は、海に恵まれていない。凪が良い日というのが少なすぎる。 この調子だと、11月は2回で終了かと思う。 夕方の4時には鮭延縄漁に出漁するので、1時間だけ仮眠して 漁に出ることに。延縄に鮭が釣れて欲しい。 |
2005/11/26(土)
| 昨日の午後4時半には出港し、北に走った。 もう出ている船もいて、これでも遅いのかと思いながら 北に向った。潮がマソだったので、それを計算して北に走って 並んだらば、今度はキタシオ沖になり逆となり 船が北沖に流れた。潮が変わって、計算が外れた。 朝の4時操業までずっと海で船を支え方。 レーダーで一ワッカ間隔で南におっつぎながら舵をとった。 魚探は、常に青空状態で反応がなし。 今日も皆無かとガクっときた。 操業時間になり、反応も感じなかったが沖に打っていくと やはり反応が無い海にはエチゼンクラゲが山で凄くて 鮭どころじゃなかった。 サバの反応もなし。1番縄では諦め、2番縄を沖からオカに 打っていくと反応がでた。これは・・と思いながら打ち終わり 夜が明けるのを待って縄を上げてみると、 さっぱり何もこなく、サバも1匹だけでエチゼンクラゲが引っ掛かってきて 硬い部分のゼリーが船に飛んできた。 反応があった所でも、鮭が食っておらず口を使わない。 縄を上げていくと、鮭がやっと釣れてきたという漁だった。 一昨日より、漁なし。銀毛の精があるメスが数匹程度だった。 今日も鮭はダメだった。他の船の様子を聞くと、どっこもいい話を聞かない。 20匹とか全体的にそのような漁で終了したとのことだった。 今年は、鮭が口を使わず餌を食わない。 変わりに、定置網にだけ鮭が入るという年だ。 岩手県だけでもこの宮古漁協の定置網に多く鮭が入っていて 隣の重茂もダメで、北の田老でも昨日はサバばかりで鮭が 入らなかったそうで、宮古をうらやましがっていた。 今年は宮古漁協定置網の鮭は、岩手県内で1番なのかもしれない。 北の定置でも鮭がダメ、南もパッとせず 宮古だけ水揚高が1番となり、鮭の町宮古になっている。 当漁協が大漁なので、組合員としては良いことだけど 漁師にも獲らせてもらいたい。 あやかりたいもので、日立浜町の竜神様の鮭供養塔には 旗が立っている状態。 岸壁で延縄に餌を付けていると、アワビの集まりが鍬ヶ崎支所で あると知り合いの役員さんが、船に来てしばらく話した。 今日は、最高のコンディションでベタ凪でなんで今日開けなかった と聞くと、日にちハズレで失敗だとのことだった。 集まりがあるということは、開けるという意味なので開くというのが 分かった。今日の漁協の定置も大漁で、作日で鮭の漁獲金額が 4億8千万円で今日で5億水揚となるらしく 今までにない過去最高の水揚となりそうだ。 鮭はあと1ヶ月あるが、この調子だと宮古漁協は1番なのかと感じた。 組合員にも配当があるはずとちょこっと期待。 昭和の日本で1番の鮭の町宮古が復活しそうな勢いです。 延縄にも釣れてほしい・・・・。 明日は、アワビ漁です。 |
2005/11/25(金)
| 昨夜まで漁協屋上のランプが緑だったのが 朝の3時前に起きると赤に変わっていた。 アワビ漁中止の合図だった。 中止と分かり鮭延縄漁に出漁しようとしたが もう行くのが遅い。前日から出漁して並んでいないと やる場所がなく入れてももらえず、帰港するハメになるので 鮭漁に出るのは止めて休むことにした。 午前中は、鮭延縄の縄にアバ付けの作業を須賀の倉庫で することにし、午後の夕方前に鮭延縄漁に出漁することに。 今日のアワビ漁は、風が強く海が時化ていたそうで 急遽中止となったとのことだった。 今月は3回の口開けだが、この調子だと2回行われるかどうかと 微妙になってきた。 |
2005/11/24(木)
| 昨日の夕方5時に出漁すると、もう海には船が並んでいて 出てくるのが遅く少し北上してからストップとなった。 5時では遅すぎる。先に出ている船は4時前から出ているようで 明日以降は早く出てこないといけないと思った。 操業時間は朝の4時からなので、その時間までずっと海で船を支え 朝の4時から操業開始だったけど魚探は、青空状態で反応なし。 他の船も反応がなかったようで、それでも一斉に沖に向かって 縄を打っていった。依然、青空状態。今日は皆無で帰港だと思った。 どの船もいい話をきかない。早めにヤメテ帰港する船もいた。 せっかく前日の夕方から出てきたので、頑張ることにしたけど 反応があまりなし。しかたなしに、打っていくと反応が出たので 戻ってそこから縄を打った。 全部で23枚。1枚縄には約50個の針が付いていて、全部の餌針が 1150個。1針1匹なのだけど、縄を上げていくと24匹で終了だった。 まったくもって漁がなし。鮭ではなく、サバが70匹釣れた。 鮭漁じゃなく鯖漁だった。鯖はなんにもならないのでスンナに することにし早めに帰港した。 今日の延縄は、どの船も漁がなく帰港となった。 帰港後、アワビが開いたと連絡があったのでアワビ漁の準備をし 休むことにした。明日は、アワビ漁です。 操業中の海上 メス鮭 鯖が・・ 延縄 アバ 帰港路 シオカゲ 餌のサンマ 捌いた鯖 スンナのハラコ 2 3 |
2005/11/23(水)
| 月曜日から船上のかご道具機械等を取り外し 鮭延縄漁の道具をくばって取り付け準備に3日かかり かご漁での道具のチェックや修繕もできずに、本日から漁に出ます。 今日の朝から午後15時まで船で仕事をし、夕方の5時から出漁。 初回なので、海がどうなのか調査もあり早く出ることに。 操業時間は朝の4時からとなるので、それまで寝ないで支えをします。 日本大陸には数時間しかいない生活となり、寝に帰ってくるような ものです。10時くらいに帰港し、水揚げ作業や発送、延縄道具を上げて それを水で洗って干し、次の道具の準備・餌付け等をしてから 13時前に家に帰ってきます。それから、昼飯・お風呂に入って PCチェック更新、寝るのが15時前起きるのが16時過ぎ そして夕方の5時に出漁のサイクルとなります。 毎日がこのような感じですが、漁具合によっては早かったり 大漁だったら遅かったり、アワビの口開けの通達があれば 帰港後準備などし、夜まで起きていたりします。 鮭時期の睡眠時間はほとんどありません。またすぐに 海に出ます。鮭延縄漁は地獄漁とも言われています。 体を壊しぶっ倒れる人もいます。 例年ピークが11月下旬だけでして12月過ぎると鮭が釣れなくなり そして漁が切れて上旬には切り上げに近い格好になります。 毛がに漁もあるので実質2週間くらい鮭漁でしょうか。 日曜日や祝日も関係なく年末まで休まず仕事となります。 |
2005/11/19(土)
| 本日で、すべてのかごを海から回収しシーズンの たこ漁は終了しました。かごを回収漁をしている時に 限って漁があり、このまま鮭漁をしないでかご漁でと 考えましたが、海ではそうもいかず鮭漁に商売を 切り替えることにしました。すべてのかご道具を回収したので (ロープやケダ・発泡・ボンデンなど) 非常に安堵しています。かごが海に仕掛けられていると 気持ちも安らぎもなく、時化や潮が速いとロープがぶち切れて 流れていって他の船の道具に乗ってトラブルや、ボンデンを切られて 海底沈没などもあり3日以上休むと無くなっていて損害を受けたりと かご漁も経費が、かなりかかります。 もう、海には仕掛けた道具もないので安心しています。 明日は、仕事もしない休みで月曜からは鮭延縄の準備をする作業 をし道具を積み込んでから、今度はかご漁でのケダの擦り減りや傷の チェックや交換などの作業をし毛がに漁に備えます。 鮭漁がピークな11月下旬ですが、毛がに漁をメインとして自船は考えて いますので、毛がに漁の道具の手入れの方に力を入れようかと 思っています。12月から毛がに解禁ですけど、海ではかご漁が できないので実質は12月下旬からかごを入れて調査漁となります。 アワビ漁ですが、今月は1回しか行われておらず 海が時化て中々口開けされません。 今年は、昨年より海状況が悪いです。 ようやく海が回復傾向にきております。 今月は、2回で終了するかもと予想しています。 明日からは、オカ作業となります。 |
2005/11/18(金)
| 回収する道具が後5本となり、今日は3本上げることにした。 一昨日、餌を使いきるために、鯖を1本、サンマを2本づつ一つのかごに 付けて仕掛けた3本なので、漁に期待した。 沖根のどんこの漁場なので、発泡に氷をひいて準備をしてから 回収作業に入った。 初っ端からイシダコがどんどん獲れだし、どんこも多く入ってきて かごの外から大きなイシダコが覆いかぶさって中の餌を食べようと してかごが物凄く変形していたのが6本くらいあった。 特大のイシダコ・大・小・ピンがさらに獲れだし、大漁となった。 商売を切り上げるときに限って、漁が出てきて残念だ。 昨日より、イシダコがさらに大漁しどんこも大漁、そしてノドクロも多く そしてマタラも捕獲した。 またかごを入れて商売を続けようかと思ったけど、鮭延縄の邪魔になり 道具を切られるので上げることに。 3本積み込み帰港した。沖は凪が良く、観測とはちがかった。 沖からオカに来ると時化ていて、沿岸沿いには白波がぶち当たっていた。 昨日よりは少しは海状況が回復したけど、アワビ漁ができるような 海ではなかった。明日は、シマル曳きをして道具を引っ掛けて終了。 全てのかごを回収して今シーズンのかご漁は終了。 今日の鮭延縄漁は、まったく漁がなかったそうで 3匹とかそんな漁だったとのこと。鯖が1匹だけで終了の船もいて エチゼンクラゲの硬い部分が針に引っ掛かってきてが多かったらしい。 前日の夜の21時に出ると、もう船が海で並んでいて 入るスペースが無い状態らしく、もっと早い時間帯に出て 場所取りしないといけないとのことだった。 操業時間は朝の4時で、それまで船を支えているので寝ないし そして油てぇすとなる。 今日のスンナ カニ 1 2 3 |
2005/11/17(木)
今日も三陸沖は吹き荒れた。 大陸からの吹き下ろしで沖に行けば行くほど海が変化し 回収する道具のかご海区の海は、かなり大荒れだった。 潮があまり速くなかったので、上げることにし巻き上げた。 ヨゴダにケダをたぐりつめ込んでユツケてから、本土を巻き かごを回収しながらイシダコ・どんこ・マタラを捕獲した。 クジラが来る前から上げていないかごだったので、 かなり網目に海底物が付着していたが、クジラのかき回しで 逃げ回ったイシダコがかなり多く入っていた。 特大過ぎるイシダコ2匹がかごの中にびっしり入っていて、 喧嘩して殺しあう寸前だったようで、どちらも生きていた。 1匹が入れば、2匹目もそのかごに入っているタコを餌にするので ずっとかごを入れていると、イシダゴのどちらかが死んで食べられ 真っ白になってスムスまみれになってくることがある。 今日はラッキーなこともあり、特大や大大を昨日よりは捕獲でき 漁がかなりあった。マタラも捕獲、妊娠中のように腹が脹れていた。 ごうけつ漁師も今日でかごを全部回収し、海には出てこない。 宮古では自船だけとなった。またかごを入れるのが来月の 15日以降で毛がに漁となる。 鮭延縄は、2週間くらいで商売を終了する。例年、1週間くらい 釣れてピークが終わり、12月初旬になれば、鮭が餌を食わなくなり 釣れなくなって、数匹や数十匹で終わり漁がまったく無くなる。 11月下旬だけが鮭漁本番。 今年は、鮭が釣れるのが遅くかご漁を今までやっていること自体が 初めてだった。鮭漁もつなぎ的なので、本番の毛がに漁に備え 道具を手入れ修繕等に力を入れ備える予定。 今日も3本積み込んだ。明日も3本積み、明後日、シマル曳きをし すべての道具を回収予定だが、気象の影響により上げることが できない場合は日曜日も海に出る。 今週で、海に出てイシダコ・どんこ・マタラを獲ることは終わります。 今日の鮭延縄は、まったく漁がなかったとのこと。 潮が「キタシオ」になり、釣れなくなったそうで 反応があっても餌を食わないらしく、数匹で終了。 キタシオになれば、潮が逆になり魚でもそうだけど獲れなくなる。 マソになれば、逆となるので潮が変わらないと鮭も釣れないのである。 話によれば、クジラの追いかけで鮭がぼっこんで定置も延縄も 一時的に獲れた・釣れたような感じだとのこと。 クジラの次がイルカで大漁だったらしく、閉伊崎にはカマイルカの 大群が跳びはね鮭をぼっこみ定置も延縄も漁があったそうである。 本当の鮭の漁がまだ?なのかなと感じた。 今年は、遅すぎる。 今日の海底生物 2 |
2005/11/16(水)
| 4時過ぎに沖に来ると物凄い吹き下ろしの風で海が荒れていた。 山田の船やおおづちの船も海が荒れて風が強すぎる為に 上げることも無く帰港していった。 残ったのは、ごうけつ漁師と自船だけ。 無理くり上げた。日曜日のクジラのかき回しで イシダコがかごに入っていて、漁がかなりあった。 今日は、巨大なイシダコを4匹捕獲した。 かごの中がイシダコでギュウギュウで、ドンコがぶっつびれていて マタラが喰われて骨と皮になっていた。 1人では上げることができず、二人でやっとのことで上げることができた。 かごの中にマタラが入っていて、それを食べる為にイシダコが入ったようだ。 ハゲイシダコ・ハゲミズダコも捕獲しスンナにした。 水が変わったのか、マタラも捕獲。寒くなってからマタラの腹が大きくなって きたと思う。サンペイ汁にする為、マタラもスンナに。 今日は、イシダコが大漁だった。 道具を積み込み帰港。 今日の鮭延縄漁は、だめだったようで 1匹だけとか3匹など、鮭じゃなくて鯖が喰らい付いて 針にはエチゼンクラゲの引っ掛けゼリーが多く皆無。 あずげ無しとのことだった。 潮と潮とのぶつかり合いのソバが多く見受けられて マンボウが白くなってソバで止まっていた。 色が変わっていたので、死んでいたのが分かった。 依然、海は荒れていてオカ程昨日のように凄かった。 これでは、今週はアワビ漁は無理だと思う。 沼の浄土ヶ浜も荒れていたし。 今週中には、すべてのかご道具を積み込んでオカ作業に切り替え。 |
2005/11/15(火)
| かご道具を回収漁。 今日は、4本ぶり積み込むことで出漁した。 昨日の大漁で、オカ海には鮭延縄船が出ていて一ワッカの間隔で 操業時間4時まで海上で待機していた。 その横を通過し、トドヶ崎灯台沖の道具を上げに行った。 今日は凪がいい。低気圧にしては、海も荒れておらず風もそんなになく 珍しい。昨日は、山田から南の船は、潮が速くて上げることができず 帰港していったが、今日は大丈夫なようで南の方にいた。 暗い内から1本ぶりを回収する作業を始めボンデンに取っ付き 道具をヨゴダに入れながらかごを積み込んだ。 イシダコのピンが多く獲れ、どんこはあまりこない。 凪良くそのまま1本ぶりを上げ終えたのが、7時15分。 ごうけつ漁師から無線が入った。 『おーい。津波が来たぁずぅがえ。宮古で地震があったんだぁど』 はぁ?無線で応答した。 「嘘じゃないですか?凪ぎ良くて波もないし沿岸にぶち当たっていないし 本当に津波が来たんすか?」 『家がら電話がきたぁが。ホントだぁでば。嘘いってねぇ』 同業船で鮭延縄に出ている船に連絡してみると、地震があって 津波が到達したとのことだった。 ごうけつ漁師に応答した。 「おもっさげがねぇがえ。本当だったんだぁすね。」 『ほぉら、ホントだぁべ。オラを信じどがんぜ。あれだぁが、波もなんともねぇがねんす』 無線で話して、沖は津波の波も感じられず凪良くやはり沖は安全だというのが 改めて分かった。沖合いにいて安全だった。 そうこう言っているうちに、次の道具にとっつぁげだ。 潮がゆれたので、とっつぐことを止め離してシマル曳きをすることにした。 ごうけつ漁師から、潮がゆれたからこっちに来てシマル曳きしとがんせと 言われたこともあり、そちらの海区に移動しシマル曳きをした。 潮がゆれたので、3回目でかかり引き上げた。 回収作業2本ぶりで10時半までかかった。 漁獲はあまり無し。今度は、山田の船に連絡し隣に並んである 道具を上げて帰ると伝えた。 また南に南下し道具を上げて回収。今日は3本しか回収できなかった。 回収後、帰港。閉伊崎に進路を向けて走行した。 いつもと沿岸沿いが違う。重茂の音部の北の沿岸沿いは物凄い高さの 潮しぶきが上がっていて、今まで見た事もないぶち当たりだった。 沖から見てもそのぶち当たりの波の高さが分かり物凄い大荒れ。 沖は凪が良い。まさか・・・今頃津波が来たんじゃないかと思いながら 走った。オカに近づくにつれ海が変わり荒れだした。 普通、沖が荒れてオカは凪が良いんだけど逆だった。 閉伊崎の南のたいらばまの南つねのばぐぢは、ビックウェーブに なっていて津波のような大きい波が岩を飲みこみ沿岸の山まで 達していた。そしてそのしぶきで上空まで霧のようなサンスイが 立ち込めていた。シャレにならない。重茂半島は本州最東端もあり 崎山〜田老から北の外海とはまるっきし海が違う。 重茂半島が1番影響を受ける でっぱった地形もあるので、宮古の沿岸の陸から沖を見るのとはまるっきし違う。 嵐だった。アワビ漁は今週は絶対に近い確率で行われないと察知する 海状況だった。閉伊崎も大荒れで、オサキ様に大波ぶち当たりが 飲みこみそうなとこまで波が来ていて、海面は白い泡になっていた。 久しぶりに、海が白い泡。白い泡は空の雲のような感じで その上を船で走った。ちょっと変な感じがした。 泡をかき分けて走ると、海の色が見えた。 湾内に入ると、結構時化ていたが外海ほどではなかった。 もし、重茂半島の外海の沿岸の大波が浄土ヶ浜に来たら 観光船乗り場の防波堤は余裕で乗り越え階段までくる。 閉伊川の津波防波堤も余裕で乗り越える大波ぶち当たり。 おそらく、今日の重茂の人は大変だったことと思った。 港内も潮が満ちて船を係留する岸壁の造船場付近は岸壁を 海が乗り越えて道路の上まで波が来ていた。 今日の海は結構凄かった。 こんなに大荒れだと。定置網に鮭が突っ込んで、次の日は大漁となる。 |
2005/11/14(月)
| 昨日のクジラのかき回しで、宮古漁協の定置網には 鮭が大漁らしく、今まで延縄に漁がなかったのが いきなりの大漁とのこと。崎山の船が210匹釣ったそうで 遂に鮭が宮古に来ました。情報を聞き、沖合いで急遽 かご漁の道具を回収する作業をし2本ぶり積み込んで帰港。 沖合いは潮が速過ぎて上げることができなかったので オカの道具を上げた。 帰港の際、閉伊崎のあがばまのオカで鮭が跳ねているのが 何回も見受けられた。今までそんなことがなかったので ビックリしたのと早く鮭漁に商売を切り替えないといけないと 思った。よごうぢでも鮭が跳ねていたとサッパ漁師が言っていた。 小さいトバタでも100匹釣ったそうで、漁が出始めた。 おそらく、今まで鮭の準備をして待機していた船が明日頃から 一斉に出る可能性がある。 海は鮭延縄船に占領されるのでかご漁ができないので 回収しないといけないのがある。 まずは、沖合いには来ないのでオカの道具だけを回収。 かごの道具に延縄が引っ掛かり、ヨミが始まる。 12月から毛がにが解禁されるが、鮭延縄船で海が占領されるので 実質かご漁ができない。本当は、かご漁をしていたいのだけど 海ではそうも行かないので、自船も切り上げることに。 12月下旬にかごを入れる作業をする。 とりあえずは、鮭漁は1ヶ月もしないので、つなぎ的な漁となる。 |
2005/11/13(日)
| 昨日は、海が荒れて途中で漁を止めて帰港した。 今日は、片浮きのがあるので日曜だけど漁に出た。 朝方は、非常に凪が良くてもしかしたら・・と思っていたら 時間が経つにつれて風が吹いてきてそれが強くなり海も時化てきた。 今日は、初っ端からイシダコが獲れだし大大が入った。 2人がかりで海面から上げた。非常に大きいイシダコで珍しかった。 ごうけつ漁師からタコが少しばかり獲れだしたと昨日言われたので やっぱりそうなのかなと思った。 トドヶ崎灯台沖で、クジラと遭遇した。 それも大群で。ゴンドウクジラが13頭くらいいて、北に上っていく 最中で、大きなヒレを海面から出すとまた潜りまた海面に のっこりと出現。遠くから見てもヒレが大きく 体長もミンククジラとは比較にはならない大きさで 自船の大きさより大きかった。 あんなのが船の下に来られたらたまったもんじゃない。 ゴンドウクジラの動きは、非常に鈍くて急ぐというのがなかった。 潮を噴出すのかと見ていたらそんなことはしないで、海中に潜り そして海面にのっこリと出てくる泳ぎをしその上には 数十羽のオオセグロカモメが飛んでいた。クジラ周辺に魚がいるようで 海面に飛び込んで魚をとっていた。 久しぶりにゴンドウクジラの群れを見た。 魚じゃない。動物としか見えない。フジツボが付いていて 体が汚いのかと思ったけど、黒くて綺麗で 潜水艦のようだった。 ゴンドウクジラの通過で、タコをぼったぐったので かごに入っていた。クジラがいると、魚を呼んでくれる。 おっかなくなって逃げてくるのもあると思うが 今日は、ゴンドウクジラのお陰でイジダコが多く獲れた。 ありがとうゴンドウクジラ! 今日のスンナ |
2005/11/11(金)
| たこ漁に出漁。 湾内はベタ凪で、気象を見ても高気圧に覆われ悪天候じゃない はずだった・・・・。閉伊崎をかわり外海に出て 沖に向かった。沖に向かうにつれて海が豹変し 物凄い南風が吹いてきて嵐のようだった。 ごうけつ漁師から無線で連絡があり、 南風で船がどっつんどっつんで走れず、漁をできる状態じゃなくて やめて帰るとのことだった。 確かにここでも海が大荒れだったし、まさかあの天気図で 南がてぇぺぇ吹き荒れること自体考えられなかった。 山田の船から連絡があり、今日のアワビは止まって 今たこ漁に出てきたが、南が凄すぎて今から帰るとのことだった。 外海の沖は海がまったくもって別世界だった。 自船も南を喰らい、とてもじゃないが操業できる海じゃないというのが 分かり帰港することにした。 日本大陸に近づくにつれ、風も弱まり閉伊崎に着く頃には 風も弱まっていて湾内は凪良しだった。 同じ外海でも崎山〜田老〜久慈では、山陸のすぐ下なので 影響はあまり受けず、オカでもいい凪。 重茂半島から南は結構ふったぐるので地形によって 天候や海状況の違いがあるのかなぁと思った。 本日は、休漁しオカ仕事。 |
2005/11/10(木)
| 昨日の夜過ぎまで風が吹き荒れ止まるんじゃないかと 思ったけど、漁協の屋上のランプは緑ランプのままだった。 眠ったが眠った気にならず0時過ぎに起きて、またランプを見て寝て 1時過ぎに起きて確認し寝て2時過ぎに起き緑のままだったので これは止まらないで通常通り行うんだなと思いまた寝た。 4時過ぎに起きて、外に出てトラックに道具を積み須賀に走った。 風はなくなっていた。しかし、須加には波があった。 止めてもよかったんじゃないかと周囲の漁師と話をしながら サッパに道具を積んだ。家に帰り朝飯を食べた後、 また須賀に来て5時半の出漁時間まで からかだりをし、時間になったのでサッパを下ろし船外機をかけた。 見回しぶりだったので、かかるかなと心配したけど チョークをひっぱって、そして引っ張りかけをしたらかかった。 暖機運転もあり、即走らせると船外機が白煙を上げエンジンが止まるので しばらくニュートラでかけていた。 周囲が漁場に走り出して、自分も遅く出始めた。 港内から湾内に出て漁場に向った。 北波とうねりがありサッパがウイリーした。 こんな日にアワビ漁なんていいのか?と思いながらゆっくり閉伊崎に 舵を取って走らせた。北波と直なのでサッパがジャンプする。 サッパ内の道具がばだめがして移動するのでさらにスローで走らせた。 閉伊崎近くに来ると、沿岸沿いには波がぶち当たっていた。 これじゃぁアワビどころじゃない。オサキ様に来ると海がまた変わり 大荒れとなっていて岩に波がのし上がって白くなっていた。 はっよぉーす。終わりだ。そう思い、閉伊崎を横かわりし外海に向った。 閉伊崎突端から外海までのコースは、海が物凄い大荒れで根を波が乗り越え 山のように吹っ飛んできた。 オカを走るのは危険極まりないので、沖をまわり外海に南下した。 外海も時化で、岩に波がのし上がって白くなっていた。 凪が良ければ採るのにも良かったけど、今日の海はアワビ漁の海じゃない。 重茂の漁師も騒動しながら走りまわった。 とある漁場に着いた。大波で岸に近づくことができない。 沖の深い所からじゃないと浅い所のアワビはとてもじゃないが 採ることができない。操業時間6時半になり、一斉にカギ竿を入れて アワビを採ったが、見回しの時よりは少しはいた。 探して探して1個ぐらいの漁で、1個採れば数十分という感じで 例年のような、ばためかして採るようなことはなかった。 サシハズレが多くて、採るにもサシに合うかどうかのアワビで 大きいのが中々見当たらない。 波もありサッパが持っていかれ支え機械での運転とカギ竿で 採るのに非常に苦労した。 漁場を移動して採ってを数十回し、南下すると北波・風の影響もない 地形の漁場は、凪が良くてベタ凪だったけどサシハズレが多く 違う漁場に移動した。 各漁場に移動すると、凪が良かったり、波だったりと 地形によって影響がまるっきし違かった。 平和な湾同のような漁場には、波を嫌ってか 多くのサッパがひしめき合っていた。 操業時間終了が10時、それまで頑張ったが漁獲は少なかった。 海が時化て撃沈だった。 帰港し日立浜の水揚げ場所では、みんな漁獲が少なくて すぐに仕分けで終了のパターンで、昨年よりはるかに 水揚げがなくその為、返されるアワビも昨年に比べ 少しの傷やヤセでも受け取った。 物が揚がらなかった。 今日の時化で、採られていない漁場がある。 今度、見回しで調査して次回のアワビ漁に備えたい。 アワビの検査 水揚げ場1 2 3 4 須賀 |
2005/11/9(水)
| 7日から浜休み。低気圧の影響で、ものすごい突風が吹き荒れ 陸も凄かった。勿論、沖合いは吹き荒れるので漁に出ることも できず、オカ仕事をした。 来年の毛がに漁の準備をし、ボンデンやアミ切り・石くぐし・発泡くぐし をした。かご漁の道具の傷や傷みのチェックもこれからする予定。 まずは、海の道具を全部回収してから作業となる。 今日も春一番を想わせるような突風が吹き荒れた。 倉庫で仕事をしていると、アワビが開いたと連絡があった。 はぁ??と思った。こんな風吹きで明日アワビなんて・・・ オヤジもビックリしていた。この風が明日まで残っていれば止まる。 西風なので、陸のすぐ下はペターーとした凪だけど浅瀬から沖になるに つれて吹き下ろしの風があり海は荒れていた。 普段、港内は沼なんだけど相当吹き荒れていて珍しかった。 タコの浜から崎山〜宿の方面の地形は、山の陸のすぐ下なので 西風の影響はあまり受けず、べた凪。地形がそのようなので 西風が吹けば影響が受けず、浄土ヶ浜の観光船乗り場付近は、 山のすぐ下なので、影響受けずべた凪だった。 問題は、重茂半島の湾内の向かいから閉伊崎〜外海だ。 おそらく、あちら方面は海が荒れていると予想する。水も悪かったそうだ。 アワビの状況は依然悪いらしい。 先月の昆布の口開けにアワビの見回しをした時には、見当たらなかった。 全然ではなかったけど、1個いれば次は???という感じだった。 本当にいなかった。山田での口開けでは、先生級でも3キロかけるのが やっとだったらしい。普段は50キロかけている先生がそれ程度で 終わったそうで、田老でも3キロ・5キロで大漁だったとのことだった。 どこの地域にもアワビがいないということだった。 宮古も同じ。先月の25日に宮古でアワビの密漁で逮捕されたのを 今日の新聞やニュースで流れていた。 おおよそ1900個密漁。どうりで、海を調査してもアワビが 見当たらなかったのは、密漁グループが根こそぎ採ったので アワビがいなかったことが検討がついた。 海の中を調査しても見当たらない。 鍬ヶ崎のお年寄りが98%占める地域で、若いピチピチギャルを 見つけるようなもので、まったく見当たらなかった。 明日アワビ漁だけど、いないので当てにもならず本腰のやる気も あまり出てこない。宝くじを当てるような間隔での漁となりそうだ。 頑張ってみるしかない。 |
2005/11/7(月)
| 深夜の風は凄まじかった。 まるで台風の時のような強烈な風で寝ていても 外の風が凄すぎるというのが分かった。 低気圧であんなに吹くとは正直ビックリ。 朝方には、風も雨も止んでいて6時半頃に宮古魚市場に 水揚げ作業。雨も止んでいて、定置網の水揚げを見てから 魚市場内を見て回った。 2日おきの定置には鮭が入っていたようで 場内はタンクがいつもより多かった。 定置に乗っている知り合いから、サッパが沈んでいて監視船に 引っ張られているのを船から見たと言われた。 サッパが転覆で・・・人は・・・・。 場内から出ると、外は激しい雨が降っていた。 明日も浜にならず、休漁しオカ仕事。 |
2005/11/6(日)
| 朝方から凪ぎが良く天気もまあまあで風もそんなになく ちょうどいい感じだった。昨日よりは、ほんの少し潮がゆれて いたけど相当速い。道具を巻き上げるとロープがキシンでうなり 切れそうなくらいに負荷がかかりと、巻く方も気を遣う。 どんこ漁をするので、発泡に氷をひいて並べる段取りをしてから どんこ根の漁を始めたけど、漁がなく撃沈。 せっかくスタンバッテ用意をしていたのに・・・。 諦めその沖の道具に取り付くと、今度はこちらで漁があり逆となった。 どんこ詰めに時間がかかり、次の道具を巻き上げるまでかかった。 小・ピンのイシダコが多く獲れ、大が1匹だけで、他はあずげなし。 ミズダコも1匹も獲れず撃沈。水が変わり、ナメタガレイを多く捕獲でき 生簀に入れた。6本ぶり上げたが、あまりパッとせず。 日曜日なので、魚市場は休業だったけど明日は発達した低気圧が 日本列島を覆うので海がかなり大荒れになるので それを想定し今日は漁をした。明日は、浜には絶対にならないので 休漁する。朝方、宮古魚市場での水揚げ作業をする。 それにしても鮭が釣れない。山田の底縄は今日は皆無で帰っていった。 早い時期は底縄で鮭が釣れて、それから鮭が海面に上がってきて 浮き縄となりピークとなるけど、それが一向にない。 底縄が釣れて鮭漁が始まるのが例年の鮭なんだけど 今年は、全然ダメ。底縄が釣れないと肝心の浮き縄もダメとなる。 鮭漁をしないのか?と周囲から言われているけど 鮭が獲れないのに漁に出てもなんにもならず、遊びに行くようなもので 油てぇすとなるからまだやらない。 漁に行っても意味がないので、かご漁でイシダコ・ミズダコ・どんこを 獲っていた方が、おおよそ安定したような収入となるし船がいないので 浜値が高く少量の漁でも結構良かったリする。ここ数年、どんこ様様。 今の所、鮭が獲れるまでかご漁をしていようと思う。 例年だともう切り上げて鮭漁の準備を終えて、スタンバッテいるんだけど まだかごを回収することをしないことは今年が初めて。 もしかして、鮭が獲れないでシーズンが終わるんじゃないかと少々不安。 アワビの見回しで、海底を調査していると下を鮭が泳いでいくのを 見るけど今年はまったくなし。代わりにエチゼンクラゲがいる。 早く海の中が変わってほしい。鮭が来ないことには・・。 |
2005/11/5(土)
潮が速すぎる。とにかく凄すぎる。 ボンデンと浮きの発泡が沈みそうになりそして船を近づかせると 船があっという間に流れて行き、ボンデンと発泡が波をかき分けて 走って行くように錯覚する。かごを巻き上げても枝縄に負荷がかかって ぶちきれていったかごがあった。絶えず船をゴーヘーしないと 巻き上げている道具が引っ張られ吹っ飛んでいく。 潮が速すぎるので、魚が獲れず。 山田の船も途中で帰っていった。 時間が経つにつれ、北波風が強くなり大荒れとなった。 どんこ漁もさっぱりで、イシダコは昨日よりは少しは良かった。 帰港する際には、向かい波風で船首から波が船上に飛んで来て 船上シャワー状態。船もドッテンバッタンとなった。 沿岸沿いには白波が打ち上げられ大荒れで、アワビ漁なんて 行われない海状況だった。 閉伊崎をかわり湾内に入ると、凪が良いかと思ったけど 意外と時化ていて北波が湾内に入り沿岸沿いには白波が 少し打ちあがっていた。外海は大荒れ。 マタラ延縄の船に漁状況を聞くと さっぱりなんにも釣れないとのことだった。 潮が速くて話にならないとのこと。 潮がゆれないと魚は獲れない。早くゆれて欲しい。 明日も、出漁。 |
2005/11/4(金)
| 今日はいつもよりやや暖かい。 沖でも朝方そんなに寒くなく、たこぼうしをかぶることなく 漁をした。沖は、アメリカから来る大うねりで船がゴロンカランと揺れ ブリッジで立っているのにも踏ん張りそれだけでも疲れる。 大うねりが沿岸に向って行き、沿岸沿いの岩には白波がぶち当たって いるのが沖から見えた。アワビ漁はちょっと無理かな・・・。 漁場を南下し、灯台沖にきた。 ザザァザーバチッ 『ヘイウンマル〜、おい!そごさいだのはおめさんだぁすか?』 無線が入った。周囲を見渡すと、1マイルオカに船が いるのが見えた。声で誰かが分かり、無線の感度を上げて応答した。 「はい、そうです。おはやごぜんす。なにぃしたぁすかぁ?」 『おぉ、そうか。出できったぁなぁ。今日も潮がはえぇなぁ。まいったぁなぁ 昨日も出できたぁども、昨日と同じではえぇな。ガァガガー』 「昨日も出てきたぁのすかぁ?がんばったぁがねぇ」 『なぁに、なにもかにも潮が速くてなんす とっつぐごどがでぎなくて ボンデン付けて帰ってきたぁがなんす。今日もはえぇが、いるうぢはよろしぐ』 「はい、よろしく」 山田の船と話をした後、ボンデンがあるポイントに走って到着すると 発泡が沈没寸前で、潮波が覆いかぶさって音を出していた。 カギでマゴを取ることもできなかったので、小さいシマルを投げて引っ掛けて 船をゴーヘーさせてからゴスタンして緩しラインホーラーに巻きつけた。 ロープが軋みそして油圧にも負荷がかかりホースがビックンビックンと動く。 相当潮が速い。切れないようにゆっくり巻き上げた。 かごを上げていくと、なんにもこなく海底物の残骸などがねっからんできた。 船上は、海底物で汚れてあたりほどりばらまいだ。 イシダコの小がちょこっととミズダコが2匹だけ、それとドンコ。 今日もさっぱり漁がない。 仕掛けた道具を上げてみてもさっぱりで、 どんこ漁の沖根でもどんこが獲れなかった。 ごつけつ漁師から無線で連絡が入り、さっぱりなんにもこなくて やったぐなって飽きたから帰ると言われた。 確かに漁がない。頑張っても潮が直らないと魚は獲れないので 自然の成り行きで変わるのを待つしかないので、漁を止めて帰港した。 明日、潮がゆれているかどうか、また漁に出てみる。 うねりの沖 海底物1 海底物2 |
2005/11/3(木)
| 体の調子が悪く休漁。 季節の変わり目もあるのかなぁ・・・・・ 入院・退院と、前と体の調子がどこか違って、体力が なくなったような感じがする。前の体とは、なにかが違う・・・。 11月に入っても未だ鮭が釣れない状態が続いています。 1日の鮭漁の状況は、宮古漁協の7カトウ(7つの定置網)では 全部の定置網で獲れた鮭が3000匹で、さっぱりとのことだった。 おおよそ、1つの定置網では数千匹は獲るのだけど、漁がなかったと 言っていた。重茂から下の山田の入り江付近にある ネダギ という 定置網にはなんと鮭が4匹だけ! あんな大きな定置網に4匹だけとは、まったくもって漁がない。 エチゼンクラゲのオンパレードですごく大変だったそうで 定置網から出す作業で他の魚に触覚がくっ付きそして クラゲがまとわりつき魚の表面に刺され傷で魚が死に そしてまったく商品にならなかったそうで大変だったことを聞いた。 鮭漁は、毎年山田のこの付近から獲れ始めて大漁し それが他の海区に広まって三陸では鮭漁が盛んとなる。 底延縄も最初は、ネダギ付近から漁が始まり トラックで宮古魚市場に陸送してくる。 1日で底延縄で1番良い船で30匹だったそうで、 獲れる場所がこの程度だということは、まったく漁がない証拠。 テレビや新聞で、豊漁とか流れ・載っていればそれは違います。 10月の中旬前には、定置網は鮭が大漁だったんですが 10月中旬以降から今まではあまり漁がない状態が続いています。 現場は違います。1日にアワビの口開けの通達を知り 沖から帰港してきた時に、閉伊崎で鮭底縄をしている船がいまして 0匹であずげ無しで何も釣れなかったとのこと。 出漁から帰港まで、反応を見ていますがさっぱり画面に映らず。 どの船も鮭漁やる気無しで、出ている船は皆無に近く 出ている船は、人柱状態となっています。 いつもの時期だと、底縄で釣れているのですが今年はダメ。 この調子で行くと、今年は鮭漁をしないかも知れません。 でも、例年中旬過ぎから釣れ始めてのパターンですので 今年もそれに賭けたいと思います。 |
2005/11/2(水)
| 昨夜は、ランプが緑だったので通常通り行われると 思い寝た。いつもは、2時くらいに起きているので いつものように2時に起きて部屋の窓を開けて漁協の屋上のランプを 確認すると赤ランプに変わっていた。アワビ漁の中止の合図だった。 スタンバイをして少し興奮していたこともあってか非常に残念だった。 たこ漁に行くかと思ったけど、そのまま寝た。 4時半過ぎになって、オヤジが起きてアワビ漁の仕度を始めていたので 止まった事を伝えるとビックリした。早く教えろとイキパッテおごった。 アワビが止まったので、たこ漁にでることになり5時に岸壁から 出漁して着いたのが6時。もう時間的には遅い。いつものような 漁をすることはまずできないし、水揚げも期待できない。 セリまでの時間帯までどのくらい漁ができるかで漁獲も決まるので 遅れて行っては中途半端でかえって休んだほうが良かった。 沖は時化ていた。波がかなりあって日本大陸に向ってうねり波が 向っていて沿岸の断崖絶壁の岩に白波がぶち当たっていたのが 沖合いからでも見えた。これじゃぁ、アワビ漁は行われないなと 思いながら漁をした。今日も一段と潮が速くて、浮力がかなりある発泡も 潮で沈没寸前で発泡の上を潮波が乗り越えてガーガガーアーとうなっていた。 川みたいだった。潮が速く船もあまり走らない。油てぇす。 道具を巻き上げても、かごには海底物がたくさん引っ掛かったり 付着していて海底でかごが転げまくって海底を擦ったぐって、海底物まで 持ってきた。また種類が違うホヤがいっぱいかごに付いてきて ホヤ獲り状態だった。海底のへんな生物もかかってきて 草が動物のように動き回る変わった生物が入ってきた。 気持ち悪かったので海に放流した。 海底のいろいろなのがかごにねっからんできて、船上は汚れた。 ミズダコ・イシダコ・マタラ・ドンコ・フグロカツカ・ネカツカ・きんぎょを 捕獲したけどさっぱりだった。遅れてきたので数本しかできず 漁がなかった。セリ時間になるので、帰港した。 帰港後、アワビの口を開ける漁協の役員さんといろいろ話をし 夜の12時くらいに蛸の浜に自転車で行って海を確認すると 飛行機が飛ぶゴーーーーとした音がうなっていたそうで、 海が荒れているのが分かり重茂にも連絡して中止にしたとのことだった。 どおりで昨日の帰港の際に風が北東に変わったのが海が時化る 前兆だったのだと思った。 海がかなり荒れていることを話、しばらくはアワビ漁は行われない感じ。 沖で漁をしている船が宮古では、3隻しかおらず 現場の海状況を知っているのも自船を含めて3隻。 ウニ漁もそうだけど、現場の海状況をいつも聞かれる。 岸壁や陸から見た海は、平和そのもので波というのがあまりない。 外海を基準とすれば、全部海状況はいいのだ。 数日はアワビ漁は行われないだろう。 明日は祝日だけど、シマル曳きやかご回収作業となる。 |
2005/11/1(火)
| 昨日から、潮が一段と速くなり発泡が沈没しそうになって いてその上から潮波がガガガガーとのしかかって大きな音を だしていて道具を巻くにも潮が速い為に、ロープに負荷がかかり 切れそうになるので、いつもよりゆっくり巻いた。 潮が速いと魚も獲れない。かごを巻き上げても入ってくるのは 海底物が多く、海底でかごが動き回って海底を擦ったぐって かごに海底物がいっぱい付着してきた。 水深156メートルの海底には、ホヤが多く生息しているようで かご網や本土の鉄棒にホヤがいっぱい引っ掛かってきた。 一般に知られているあの赤いホヤとは種類が違う。 白っぽい黄色の色をしていて、形も違う。 食べられるのかも分からず、もし食べたらば毒に当たるのかなと 思い怖い。ホヤは海に放流しどんどんかごを巻き上げた。 今まで、どんこ漁をした沖根ではさっぱりどんこが獲れなかった。 イシダコもダメで、大が1匹だけ。 かわりに、ミズダゴがいつもより多く入りそしてマタラも獲れだした。 今日は、ノドクロを多く捕獲できうれしかった。 こんなに、獲ることはあまりない。うまく住む根にかごが入ったようだ。 道具を上げて次のポイントに向った。 今日三陸沖で漁をしていたのは、自船とごうけつ漁師だけ。 年々船がなくなっている。 後、数年すればどうなるのかなと思うと、寂しくなる。 ごうけつ漁師から、明日貝こが開いたと連絡が入ったので 漁を止めて帰港した。『貝こ』とは、アワビのこと。 アワビと呼ばず、貝こ と呼ぶ漁師が多い。 今シーズンのアワビ漁が明日行われる。 見回しのときは、さっぱりアワビがおらずがっかりした。 ホントにアワビが見当たらなかった。 漁獲がかなり減少するかもと予想されるが 頑張って探して選んで採らないと。 5時半出漁時間で、6時半から10時までが操業時間。 今年は、30分時間が増えた。アワビがいない為に 増やしたのかと思った。 シーズン初もあり、少し興奮している。 とにかく、明日は頑張るしかない。 |